第16回慶應医学賞授賞式が開催されました

 2011年12月6日、信濃町キャンパス北里記念講堂において第16回慶應医学賞受賞式が行われました。慶應医学賞は、医学・生命科学の領域において顕著かつ創造的な業績を挙げ、今後、さらなる活躍が期待される研究者に贈られる賞で、過去の受賞者にはノーベル賞学者も多数います。今回は米国Stanford大学教授でHoward Hughes Medical Institute研究員のPhilip A. Beachy博士と、財団法人東京都医学総合研究所所長の田中啓二博士が受賞されました。受賞理由の研究テーマはPhilip A. Beachy博士が「Hedgehog遺伝子の発見とその機能解明および医学的応用」、田中啓二博士が「蛋白質分解酵素複合体プロテアソームの発見と作動機構の解明」です。お二方とも、それぞれの分野における基礎的な部分から近年の応用研究までを学生にもわかりやすく解説してくださいました。

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(右写真)左から岡野先生、田中啓二先生 、清家篤塾長、Philip A. Beachy博士ご夫妻

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